「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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19:21:22
ちょっと怪しく思えて来ちゃうじゃないですか。(汗

えーと、本日2度目の更新な訳ですが…ちょっと1度目の
灰ばん柘榴石に関して重要な追記があります
のでご注意ください。
ぶっちゃけ、何とも判断出来ませんので調査続行、それでダメなら
次に店主さんにお会い出来ましたら改めて聞いてみます…。
イタリア語と英語のちゃんぽんだと誤字かどうかも判りません。(´・ω・`)

…気を取り直しまして。
前回に引き続き、またもや新宿戦利品、更にまたもやガーネット一族です。
ただし産地はがらっと変わりまして、ロシア・ウラル山脈中部産。
というわけで、こちらです。

灰鉄柘榴石_ロシア1
先程とは種類が変わり、今回は灰鉄石榴石です。
実サイズは大体30x30x20mmほど、母岩由来と思しき黒い微粒子が
かすかに付着していますが、ほぼ灰鉄柘榴石のみで構成されています。
と言いますか、この粉も灰鉄柘榴石かも?
ワンコインで良い姿だったのでお買い上げ。

…が、これもちょっと怪しくなってしまいました。
灰鉄柘榴石の内、チタン混入による発色で漆黒不透明になったものを
亜種名として「メラナイト(Melanite)」と申します。
で、これはそこまで不透明ではないのでメラナイト…とは言えないものの
中々気合の入った黒さでして、強光で極一部が濃褐色~琥珀色に
ぼんやり透けるのみのもの。
一応確認したところ、発色要因はチタンだということなので、いわば
「メラナイトにニアピン」といった感じでしょうか。
結晶形と光輝に関してはワンコイン品とは思えぬ程しっかりして
おりますし、塊感で良風景を持っておりますので、中々良い
ものだと思います。

思っていたのですが。

…実は先のヘッソナイトの調査中にウラル中部のガーネットに関する
情報も幾らか出て参りまして、そっくりな感じのものもあったんですよ。
但し鉄ばん柘榴石(Almandine)で…。(汗
そして、灰鉄柘榴石自体はまだしも、メラナイト系はどうにも情報が
少ないような…。(汗増量

もし鉄ばん柘榴石だとすると、トライアングル状に成分連続する
ガーネット一族基本6種の3:3の輪それ自体が違って来てしまう事に
なります。灰鉄柘榴石は「灰ばん-灰鉄-灰クロム」のトライアングルに
属しますが、鉄ばん柘榴石だと「苦ばん-鉄ばん-満ばん」の方の
トライアングルに属が移ってしまいますからね…。
色的には灰鉄っぽいのですが、ご存知の通りガーネット一族は
成分連続の固溶体をがんがん生成するので、あまりその辺は
アテになりませんし、スカルン鉱物という灰鉄の特性から追うにも
ウラル中部というだけで鉱山名不明ですと地質も色々あり過ぎて
特定出来ずですし…。
しかもウラルの南端にはメラナイトの一大産地・カザフスタンも控えて
いるので産地そのものまで微妙化したような気がしないでもありません。
そして最大の難点は「結局成分分析しないと判らない」ところ。
流石にそれはアマチュアミネラリストにはお手上げもお手上げです。
うわーん。(´・ω・`)

…ただ、灰鉄柘榴石は他のガーネット一族に少ない特徴を1つだけ
持っておりまして、それが「金属質っぽい光沢感」。
その点から言えば確かにガラス質というには鋭過ぎるような気が
しないでもないですが、その辺は個々の感覚や表面のコンディション・
肉眼視不可サイズの付着物にも左右されますので、確実とは参りません。
つまり、判断のしようが無い…としか。
一応、扱っている品はロシア産のみだったようですが…どうなんでしょ?

苦土電気石にも通じるようなド迫力の塊感による、重厚な風景を持つ
一品、しかもコレクト対象のガーネットだけに何とも気になる所ではありますが、
出来る事は調査に調査を重ね「推論を述べる」のみ。
思わぬ所から発したジレンマ石になってしまいました。(汗
気に入ってるんですがねぇ…。(´・ω・`)
地道に情報収集してみますか…。

そしてまた出番を遅らされてしまった「本日出撃予定だった石」に合掌。
明日こそ何とかするヨ。(´・ω・)ヾ(・ω・`)

BGM:White Willow「The Reach」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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