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2011/09/12
15:40:12
昨日の河原採集記を読み直してて気付きました。

また持ってるのに登場してない子の事を普通に書いてました。
こないだのカロール&スクテルドで懲りたんじゃなかったのか自分。(苦笑
もうあふぉかと。

なもんで、本日の石日記はその子です。

頑火輝石_岩手1
まったくもう。

久々の国産、岩手県下閉伊郡川井村道又産の頑火輝石です。
水石・鑑賞石界では「菊寿石」として有名なもので、そちらなら聞いた事が
ある方も多いかもしれません、庭石とかね。
実サイズは全体で約45x30x25mm程で、径15~20mm程度の集合体が
2つ寄り添うように付いております。
ものとしては蛇紋岩中の空隙に放射状集合体となった針状結晶が群れるもので、
この輪形を見立てて菊の花としたというのが異名の元です。
実際、深緑色の蛇紋岩にやや黄色がかった本鉱はその味わいがあると思います。

ちなみに良く似た名前で「菊花石」というものがありますが、あれは別物。
あちらはもっと太い結晶が輪形放射状になっていて、色も赤いですね。
産地も岐阜県本巣市根尾が有名で異なり、鉱物的にも依然決定的な結論は
無いようではありますが、炭酸カルシウム鉱仮晶石英質というのが定説らしいので
まったくの別物になります。
…ただ名前の混同は案の定あるらしく、両者交換状態もかなり普通にあるようです。

頑火輝石、最近は少し知名度が上がっているでしょうか。
個人的にはタンザニア産の琥珀色透明な結晶の産出で、好事家筋中心ながら
それなりに地位というか知名度を上げた鉱物じゃないかと思ってます。
輝石一族の中ではかなり割り切った存在の1つで、無論一部置換等は固溶体
持ち故に避けられない部分はあるものの、mindat準拠の組成はMgSiO3。
マグネシウムの珪酸化そのものという存在です。
故に、母岩もMg質の代名詞・蛇紋岩。
判り易いですね。
ちなみに固溶体もう一方の端種は鉄珪輝石(Ferrosilite)。

まぁこの手の鉱物はより風景寄りになりやすいですね。
この子もその異名は元より、実際皆さんが選ぶ際もそうなんだろうなぁと思います。
もちろん結晶の良し悪しや輪形の整い具合はあるかもしれませんけども、
結果的に母岩と総合しての風景が最も基本になるでしょう。
そういう意味では、私と皆さんの目線が均一化しやすい系統と言えるかも。
ただ、この子はそういう鉱物的な点はそうでもないのですけども、全体で他より
黒っぽさが強めの蛇紋岩に流れるようなスタイルで付いていたのが気に入ったもの。
やっぱり個人的趣味の独走に変わりはないような気も致します。(苦笑

そもそも鉱物としてみたら系統的に地味なのは否めませんしね。

ちなみにこの子、濡らして撮影しています。
蛇紋岩を濡らすのはどうかなぁと思う部分もあるにはありますけども、明らかに
こっちの方が実物でもカメラ越しでも存在感を高めるんですよね。

「水石」ってそういう意味ではないという説も多分にございますけども。
今はこれはこれで名は体を表しているって事にしておきましょうか。

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
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