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10:18:14
本日の石日記です。

今日から再度暫く実家の方へ行きます。
なので午後~夜は書けるか判りませんし、その前に1本。
まぁ先述の通り今回は画像データをきちんと持って行きますので、
更新はあちらから出来る予定なんですけども。

…出来てなかったら実家のPCぶっ壊れたと思ってください。(笑

赤鉄鉱_ブラジル2
良い感じに色別れ。

最近何となく良く見るようになった気がする、ブラジルはミナスジェライス産の
風化膜で虹色を見せる赤鉄鉱です。
実サイズは20x7x2mm程、ウェハースのような薄い層が数多く重なったものを
斜めに切ったような形をしており、その切断面に当る両面にご覧の通りの虹色。
画像では必要最小限に抑えておりますがかなり強い反射による照りもあり、
文字通りきらきらとラメのように光り輝く目にも映える子です。

虹色を見せる赤鉄鉱はスペイン産「虹の石」が有名ですが、実際には大なり
小なり本鉱を産する各地で産し、また別の鉱物でも見られる現象でもあります。
原因が風化皮膜ですから、それを頻繁に作る鉱物は出易いって事ですね。
実際、我が家にも他に二酸化マンガン鉱や鉛系鉱物等のverもありますし。
ただ、こうも鮮やかに発色するのは何故か本鉱の場合が多く、しかも鉱物自体の
分布が非常に広いので高名になっているのでしょう。
そしてその流れで、コレみたいに非常にローカルな異名の多い石でもあります。

そんな中この子は少し特徴的。
先に述べた通り全体がウェハース状の累積になっている事と、ラメのように
光る…つまり光輝を出している本鉱が非常に微細な結晶の集まりである事。
また、皮膜というよりはそれなりに厚みを感じさせる様な深い輝きである事。
この辺が今までの他産地と比べてちょっと目立つ点でしょうか。
特に結晶度は特徴的で、ルーペでは流石に厳しいですがもう少し倍率のある
顕微鏡でならちゃんと見えるのではないかと思える位の結晶感はあります。
完全に腎臓状のスペイン産や皮膜状のネバダ産(どちらも上部リンクにあり)と
比べると、大分印象違いますね。

さて、産地に付いてですが。
不思議な事に、この子の同類自体はそこそこ見掛けるのですが、産地に関しては
大概「ブラジル産」あるいは「ミナスジェライス産」止まりになってしまっていて、
詳細な産地記載のあるものをまず見掛けませんでした。
この状況は現在も多分余り変わってないと思います。
が、私は1つの確信があって、以前からOuro Pretoが臭いと思ってました。
それはこの子がきっかけで、当地に大規模な堆積性鉄鉱床があると知っていたから。
当地で赤鉄鉱と言うとむしろ鉄のバラや「マータイト」と呼ばれる正八面体の
磁鉄鉱と密接に関係した産状が有名な訳ですけども、堆積性の鉱床であれば
こういったウェハース状構造も、細粒結晶が多量に密集する姿も、そこに空間が
出来て満遍なく酸化する事も自然であろうと。
うわ、完璧じゃね俺の推論?(゚Д゚)

…なーんて訳がなく。
その後mindat調べたら流石と言うべきか、ちゃんと産地載ってまして、
余りにもお約束的に見事に別産地でした。(笑
まぁそんなに離れてないって言えばそうかもですけど…。
実際にはある程度広範囲に渡るのでしょうが、掲載されている同種のものが
全て同一産地なので供給元はほぼここと考えて差し支えないでしょう。
ミナスの鉄の印象をOuro Preto一箇所に囚われたアホの末路です。
ほんとうにありがとうございまs(ry

でも正解見る前にこういう推論組み立てるのは大事な事だと思う。
いや、負け惜しみじゃなく本当にね。

思えば前回帰還からつい昨夜まで、やけに雨に付き纏われた関東地方。
今回はしっかり晴れてくれて、河原へ行けるといいなぁと。
そんな願いを、今回は雨の後の虹色の人に込めてみる事にします。

…別に晶洞様が悪かったと言ってる訳じゃないんですけどね。(苦笑


BGM:なし


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コメント
(^^)
これ綺麗☆

縦長の形状に縦に割れたレインボー。
いい景色です☆

実家でゆっくりしてくださいな☆

kana│URL│2011/09/07(Wed)11:00:52│ 編集
Re: (^^)
虹の石で平均的にこんなキレイな発色の産地、少ないですよね。

この産地はどれも虹色がきれいですが、はっきり層状が判るのは
ちょっとおもしろいなぁと自画自賛気味に。
でも、あんな産状ですから別に珍しいもんじゃないとは思いますけど。

ゆっくり農作業の手伝いしてます。(笑

TONGARI Take│URL│2011/09/07(Wed)13:53:41│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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