「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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13:30:11
新宿戦利品も今回で一段落です。
…といっても、「未完成画像」はまだあるんですが。(汗
とりあえず撮影→OKだったものは現在のところコレで最後。
浜松町も元々の所持品も撮らないと、溜まる一方ですわ。(´・ω・`)

さて。
石…一口に未加工原石というものは3通りのものがありまして。
まず「単体」あるいは「複合」状態の鉱物のみでの販売が普通なもの。
次に「切断・研磨品」のようなラフカット品。
そして最後に、それらの「母岩」まで付いたものがあります。

「母岩付き」というのは、実は買う側に不利なタイプです。
基本重量単価の鉱物でいわば「余計な重さ」がある訳ですから、
その分割高になる事も多いですし、かさばる事も多いです。
でっかい母岩にちみっとだけ鉱物付着とか、良くあるお話。

ですが、母岩付きは同時にそれだけで「標本」としても「風景」としても
そうした不利を補って余りある事も多い、非常に魅力的なものです。
特に原石派にとっては重要な要素の1つでしょう。

で、通常は「単品」でしか中々売っていないので、良い母岩付きが
あったら買おう…と常々思っていた石がありまして。
それを新宿で見事期待以上の景観で発見・捕獲致しました。
というわけで、本日はこちらです。

ファーデン_パキスタン1
コレの産地の代名詞、パキスタンはワジリスタン産ファーデン水晶です。
サイズは50x30x20ほどで、大きくも小さくもなく収まりの良い感じ。
そして、淡褐色の含珪砂泥岩(?)に細かい水晶が生えた見事な母岩付き。
水晶も実にクリアかつアーティスティックな造型で、言う事無しです。
パキスタン業者さんのカゴから発掘致しました。

…ただ、実はこれってばちょっとした変化球でして。
ファーデンなのは間違い無いんですけど、実はそこに普通の
水晶クラスターが貫入しているんですよ。
よくご覧戴くとお判りかと思いますが、母岩が見える所以外にも
淡褐色が見えますよね?
実はこのクラスター、裏がこうなっていまして。

ファーデン_パキスタン1裏面
裏にももう一枚、別の母岩がへばり付いていたりします。
で、そこから普通の水晶クラスターが成長していて、それをファーデンが
巻き込んで成長しているので「何か妙」な形になっていたのですね。
しかもこの裏母岩がビミョーにファーデンを支え切れておりませんで、
全体がぐぃーんと反り返っています。
その様は、故ジャンボ鶴田氏「ヘソで投げるバックドロップ」の
始動モーションを彷彿とさせるほどの見事なブリッジ具合でございます。

まぁ、そのせいでファーデンラインは非常に見難いです。
なんせファーデンそのものが180°を切るV字型部分が多い上、
通常クラスターの根元に入り込んでしまっておりますので、
購入後のチェックでもしばらく捜索に手間取りました。(苦笑

ただ、ちょっと眼ウロコなのは「そういやファーデンだからって『立って』
形成される必要は無いんだよなぁ」ということ。
寝て育ったファーデンがあっても、別に不思議じゃないですもんね。
というか、これで生成における「折れて再生」説は成立しなくなったような?
母岩と通常クラスターに支えられた状態で、しかも曲線状態なのに
その双方にノーダメージのまま劈開も無い水晶がどーやって均一に
折れるというのでしょうか?

造形美、という点では私のコレクション中でも中々上位に入ります。
当初はもっとシンプル過ぎる状態か、多量のファーデンが林立した
騒がしいものから選ぶ事になるだろうと思っていたのですが、
何と言うかこう、絶妙のバランスです。
何も足さない、何も引かない。

…ただ1つ疑問があるとすれば。
この母岩、カザフスタンのアメシストと同タイプです。
表面には細かい水晶がみっちり生えていて、大型結晶の脇にまで
ぴっちりと密生しております。

…何でどれも「一部分だけ極端に育つ」のかしらん?(・ω・)
鉱物世界は母岩にも謎が一杯なのです。

BGM:Caravan「And I Wish I Were Stoned / Don't Worry」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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