「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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21:18:23
昨日はちょいと都合により休載失礼でした。

続きます、特集「未登場の鉱物さんたち・マイナー鉱編」。
コメ返しでも書きましたが、本日入れて残り4回予定です。
もっとありますけど、全部やってたらキリが。(苦笑

で。
3回前のデクロワゾー石にちょっと遡りますが。
鉱物種でというよりは、その分類の中で所属絶対数が少な過ぎて、
どうしてもマイナーになってしまう子達がいます。
それがバナジン酸塩クロム酸塩モリブデン酸塩等の一群。
タングステン酸塩もそうか。
どれもちょっと珍しい金属元素を軸にしていますから、
余り数がおりません。
一応有名な子達(リンク先)がそれぞれにいますから、見るには
見るんですけども、お約束の子を除くとそりゃもう一気に
見る機会・知名度とも激減する訳でして。

但しこれらは塩基状態で探そうとすると難儀ですが、こいつら自体も
普通に鉱物の成分になりますから、そういうパターンになると案外
ひょこっと顔を出す元素だったりして、気付かず持ってたりします。
一例としては灰「クロム」石榴石とか、カ「バ」ンシ石とかですね。
前者は勿論クロム、後者は名の由来通りバナジウムを含みます。

ただ、名前に付いてれば判り易いですが、そうじゃない子もいる訳で。
本日はそんな感じの子をひとつ。

コルース鉱_モンタナ1
金属鉱が続きまス。

米はモンタナ州、同国屈指の銅天国であるButteより、コルース鉱です。
Butteは前に登場済の銅藍と同じ地域ですね。
どうも「Butte」という地名は結構そこら中にあるらしく、時々調べてて
紛らわしいのですけども、銅関係はここモンタナ州が多いみたいです。
ちなみにこれもButteですけど、州はサウスダコタ。

実サイズは25x10x10mm程、一応結晶面も無い事はないですが殆ど塊状で、
空隙の一部に微細な結晶が付いてる感じ。
基本的にブロンズ色の部分がそうで、黄色が強い部分は黄銅鉱である事が
多いらしいです、一部は斑銅鉱っぽくもあり。
緑は何でしょう…バナジン銅鉱(Volborthite)とか?
でも緑が強過ぎる感じもするかなぁ、フツーに孔雀石とかかも。
ベシニエ石(Vesignieite)という選択肢もあるみたいですが、
これはよりマイナーな上に他と違ってバリウムを含むので、
前者以上に見当付きません。( ̄▽ ̄;

ルーペでもじっくりレベルなので、何となくしか写ってませんが自形。

コルース鉱_モンタナ1アップ1
透明結晶は水晶っぽい。

緑部分。

コルース鉱_モンタナ1アップ2
こっちも微細過ぎ。(汗

コルース鉱(コルーサ鉱とも)は銅とバナジウムの硫化鉱で、
組成は「Cu26V2(As,Sn,Sb)6S32」、銅・硫黄の多さが光ります。
紛らわしい外見ですが、発見も1932年と遅めだった模様。
ちなみに原産地は、お隣東コルーサ鉱山。
またカッコ内の成分で亜種別れするみたいなのですけど、これはちょっと
調べてもいまいち判りませんでした…詳しい方タスケテ。(汗
結晶になった形は黄鉄鉱にちょっと似てる感じらしいですが、
大型にはならない様子?mindatに結構載ってますからご参考に。
(でも同じmindatの3D結晶モデルは黄鉄鉱とは全然似てない…

実際のところ、銅とバナジウムの硫化鉱物はそこそこ種類があるようで。
国内ではサルバン鉱辺りが知名度高いみたいですが、他にも何種か
確認出来ます。
確かにバナジウムは各地でちまちま見る機会がある鉱物ですから、
その大元になる子が必要な訳で、こういう鉱物があるのは自然。
まぁ、この子が初生系かいまいち判って無いんですけど。(苦笑
ただ分子数多いですし、生成はやり辛そうですよね。
二次だと他に持っていかれちゃったりしそうで。

塊状の金属鉱は、正直人に魅力を説明するのが難しいです。
基本的に「存在感が気に入る」事が多いですから、自分でも言語表現の
外側部分で気に入っている訳で、それを言葉にしろと言われても。(苦笑
ただ、こういうのは所謂「男の子」の感性に多分に訴えて来るんですよね。
ミリタリーアイテムに惹かれるよーな感じに近いかも。

質実剛健、キレイじゃないけど美しい。
「持っている実感」を余す所無く伝えてくれる。
金属鉱の魅力は、そんな部分を肌で感じる事で成り立ってる気がします。



BGM:Soilwork「Mindfields」

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プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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